ここまでの軌跡は > べネチア出港ハイライト
コスタマジカはリド島の手前で左に旋回し、セント・ニコロ運河をリド島沿いに北上します。

リド島は毎年8月末から9月初めにかけて開催されるべネチア国際映画祭の舞台として有名な島ですが、運河と反対側のアドリア海沿いは、白い砂浜がずっと続き、世界的にも有名な高級ビーチリゾートになっています。緑も多くて美しい島です。
そして写真の上の方にうっすらと見えている青い部分が、アドリア海へ抜ける航路になっています。

リド島は緑も多く明るい印象の島ですが、通り過ぎてから振り返ると、また違った印象になります。
時間的にはほんの2分ほどしか違わないのに、光の当たり方でこんなに印象が変わってしまうんですね。
コスタマジカはさらに進み、右に旋回して港の出口を目指します。

内海なので波もない穏やかな海面を、ヨットが静かに通りすぎていきました。
いよいよベニスとのお別れも近付いてきました。
私も写真を撮りまくっていたので、バッテリー残量が心配になってきた頃です。ベネツィア出港の光景は、何回シャッターを押してももっと撮りたい!と感じるような景色の連続でした。

この防波堤を抜けると、地中海・エーゲ海へと続くアドリア海です。
18時5分 コスタマジカ号はベニスの港を離れ、最初の寄港地バーリへ向けて南下を開始しました。これから始まるエーゲ海クルーズが楽しみです。

振り返るとヴェネツィアは夕闇のなかに消えゆこうとしており、もの悲しい写真になりました。
迷子になるほど歩き回ったベニスとも、しばしのお別れです。
エーゲ海クルーズを1週間楽しみ、また新たな気持ちでベネチアと再会したいと思います。
本当に天気も良くて、1時間に渡るベニス出港シーンを堪能することができました!

18時30分からはお待ちかねのディナーです。
良い写真を撮るためにデッキの上をあちらこちらと走り回っていたので、お腹も空いてきました。というより素晴らしい景色でお腹が空いてきたのを忘れていました(笑) コスタマジカの初ディナーを楽しんできます。
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